男子足るものヨガをすべし
今日のヨーロピアンスクールでのヨガは、お二人の男性に参加いただきました。
ありがとうございます。
「男子足るもの」と書きましたが、心身の健康に年齢も性別もないので、
「ヨガ=女性」ではなくて、本来ヨガは老若男女だれでもできるものなのです。
ヨガの歴史を遡ると今から4500年も前のことと言われ、日本は縄文時代中期から後期のあたり。
(アーユルヴェーダも同じくらい連綿と受け継がれてきた尊い教え。)
現代のヨガのはじまりは、西洋医学の弱点に気がついたドクターが、母国インドに戻って医療の観点からヨガを広めたのが20世紀のはじめころ。
その時代に合わせたヨガを教え、アメリカに伝わり、ダンスのような表現や、フィットネスとしてのヨガが作り出された歴史があります。
女性に人気がでたことで、これほどヨガがメジャーになったことは言うまでもなくありがたいこと。
しかし、本来のヨガってどんなものだろう?
けして、プロポーションを良くするために鏡をみてポーズを取るのがヨガではなく、
自分や他人との競争のためにするもの違う。
部分的にポーズをとるのではなく、全体的な意味のあるアーサナ(ポーズ)をすることで、
内側の気の流れが整っていく。
「整える」ということも、意識的に行うのではなく、不要な力は抜いて、意識も解き放って、
溢れ出てくる感情も押し殺すことなく解放していく。
「自分」というのは、あるようでないような。
母のお腹から、世に生まれでた瞬間から無意識に続けている「呼吸」。
「呼吸」という無意識の世界にどっぷりと身を任せることで、自分が意図せずとも「ほんとの自分」が顔を出す。
「呼吸」を整えると、暮らしも穏やかになるものだと思います。
マットの上でポーズをとることがヨガではなく、マットから離れたときにも自然体でいられることが
ヨガ。
昨日の参加してくれたヨーロピンスクールつくばの代表であるミシェルさんは、ヨガを日常に取り入れているヨギ。2回目の参加となった昨日は、
”初回は動きが分からなかったから、そっちにばかり気を取られていてリラックスがよくわからなかったけど、今日はゆったりアーサナ(ポーズ)をするとことができて、色んな自分と向き合えて、
力みもとれてほんとにスッキリしました。”
と感想をくれました。
初めて参加された方も、日常にヨガを取り入れてご自宅で練習を重ねておられるヨギでした。
その方の感想は、
”本当に瞑想するヨガですね。瞑想にも興味あるので一石二鳥ですね”と嬉しい感想が!
ヨガは瞑想の科学と師は言います。
瞑想するようにヨガをすることで、本来の自分を知ることにつながります。
また来月、12月10日日曜日にヨーロピンスクールつくばのスタジオにて、
クラスをさせていただきます。
お興味ある方のご参加お待ちしております😊
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