ヨガと暮らし

日に日に朝の気温が低くなり、天気予報では「霜注意報」の文字が出てくるようになりました。

いろんな注意報があるなか、なぜここで「霜」を選んだか。

答えはこれ。⬇️

５月に「インド料理教室」を開催した際、講師のありはらみつこさんから「これ、よかったら植えてみて。」とおもむろに手渡されたのもの。

食べごろを過ぎてしまったという「生ウコン」。

「やったことないけど、たぶん、土に植えれば芽が出るんじゃない？」ということで、

有り難くいただいたうこんを早速実家の畑にポンと植えたのは５月の中頃。

わずか１０センチ足らずの１つの種ウコンから、こんなに大量の新ウコンが誕生しました。

秤がなかったので、キロ数はわからないけれど暫くは不足しなそうな量です。

ウコンの収穫について調べると、「霜が降りる前に」とあり、天気予報と葉っぱの枯れ具合をみながら、そろそろかなー、まだかなーと、なんて過ごした数日。

若干早い気もするものの、せっかくの産物。

ダメにはしたくないって気持ちが働いてしまい、掘ってみた。

土を掘ると、もう冬眠をはじめた蛙まで掘り起こしてしまい、だるそ〜に、ぐわぁ〜んと

体をうごかすもの一人おりました。スコップで傷つけてしまっていないか、冷やっとして

「あー、ごめんごめん」といいながら、土をかぶせてウコン掘りを再開。（すっかり冬だな）

スコップで掘り起こしてみたものの、ウコン掘るのはスコップよりフォークだなと学びました。

土ごとごっそり掘り起こして、土を落とす。

きれいに水で洗ってみるとちょっとまだ早かったな。

黄色みが足りない感じでした。。。

けれど、みつこさんは「白っぽいのはそう言う品種かもよ」っと前向きに仰ってくれた✨

なんとも優しいお方だ。

晴天の朝、冷たい空気を感じながら畑で土を触るのはなんともいえない時間。

もちろん、畑作りを全部自分がやってるんじゃないですよ！

土を耕していたのは父であり、肥やしは豚さんたちの糞から作った堆肥。毎日小屋をお掃除して堆肥つくりマシーンまで運んでくれる方々のお陰。

私がウコンを植える前に、母が大蒜を育てていたので、一つのウコンを植えるにはちょうどよいスペースが残ってたのもラッキーでした。

私がやったことは、「土を掘って、種をうえ、たまに草とり」をして、あとはほったらかし。

特別なにもしてないのですが、一連のながれを自分がやることで下手は下手なりに学ぶもの。

収穫作業しつつ、「あー、今、力任せに道具を扱ったな」とか、風の冷たさから、自分の体の熱が上がっていく感じとか、気づくものがあります。

もちろん時間にゆとりがあるからできることなんだと思うけど。

急いで、あと何分でこの作業終らせなきゃ！っと思ったら、きっと雑に過ごしていただろう畑の時間。

子どもの頃から祖父の助手として庭の手入れやもの作りに触れされてもらったなかで、「きっと、禅とかヨガってこういうことなんだろうな」っと感じたのを思い出しました。

おもちゃやゲームにあんまり興味がわかなかったのは、庭仕事とか、暮らしの仕事が面白かった証でしょうね。

私が好きなヨガやアーユルヴェーダの世界は、畑や庭の手入れと同じ土の匂いがします。

自分の畑や庭をつくるように、自分のちょうどいいを整えていく。

自然の中で、自然体の自分に気づくように、

ヨガやアーユルヴェーダは自然体な自分を養っていくもの。

手は美味しいご飯を作ったり、食べたり、足は行きたいところに向かって歩いたりと、部分的に見れば体は「道具」なのかもしれないですが、

例え「道具」として扱ったとしても、「道具」も丁寧に扱った方が長持ちしますよね。

なんでも土からはじまる暮らしの延長だなぁ〜と思う朝でした。

種まき人のみつこさんにお裾分けしなきゃ♫

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みつこさんは東京在住のアーユルヴェーダに精通した方です。

来月、浅草近辺でインド料理に欠かせないスパイスのワークショックを企画されてますよ。

⬇️クリックしていただくと、詳細ページへつながります。 

https://www.facebook.com/nirmala.ayur/posts/387211435049830

日時：２０１７年１１月２５日

午前１０時～１２時半／午後１３時半～１６時 　 　

 場所：浅草の近く（お申し込みの方に詳細お知らせします） 

申込期限：１１月１７日正午までのようですので、気になる方は是非この機会にインド通になっちゃいましょ😊

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