朝の習慣②
ネーティー(鼻の清掃)
鼻うがいしてますか?
帰宅したら「うがい・手洗い」はよく聞きますが、「鼻うがい」はあまり聞かない。
鼻炎の方、花粉症の方に「鼻うがいいいよ」と勧めるも
「絶対痛い!から、やらない」
と拒否されます。
子どものころのプールの「痛い」感覚が鮮明に残るんですね。
でも、「塩」を入れたら痛くないです。
涙はしょっぱい。目から出る涙でも、鼻を伝って流れてきます。
泣いた後の鼻の通りは良くなっていることありますよね?
(あまりに泣きすぎると、しばらくグズグズしてそうですが)
原理は同じだと思ってます。
①塩を混ぜたぬるま湯をつくる。
②少し前屈みになってぬるま湯を片方の鼻孔に注ぎ込む。
(注ぎ口を上に、吐き出し口は下に。水は上から下に流れます)
③すると下にした鼻孔からつつーっと流れだす。
口に入ってきたときは飲み込まず吐き出します。
意識的に吸いあげなくても、ただ自然に呼吸してると流れてきますよ。「怖い」がまさって呼吸乱れると「痛い」につながるかもしれませんので、平常心でいきましょう。
(すでに鼻が詰まっている炎症があるときは、お休みします。労りましょう)
④最後に鼻腔や頭の方に流れた水分を完全に吐き出す行為をします。
鼻から思い切り息をはきだしながら、頭を振り下ろすように、体を前に倒します。
象が長い鼻を振り下ろすイメージですね。
笑ってしまうくらいドバーーー!と出ます。「遠心力」のすごさ(笑)
普段、鼻を擤むときは立ったままの姿勢で力任せに擤んでしまうと思いますが、
負担があるようです。ここでも力任せはよくないことを教わります。
インドでは、ティッシュを使ってる人はあまり見なかったです。
男性も女性も、おじいちゃんもおばあちゃんも、シュッと「手鼻」擤いでました。エコだし何気に楽ちん。
なぜ、朝に鼻うがいをするのか。
鼻孔は全身をめぐるプラーナ(ここでは目に見えない綺麗な空気とします)が入ってくる入り口とされます。きれいな空気の通り道に、汚れがあっては、澄んだ空気を吸っているようで実はよどんでいるかも。なので、元気に一日過ごせるように朝のきれいな空気をとり込りこんであげましょう。
外出先から戻った時にもおすすめです。
病気の予防・嗅覚がよくなるといった健康維持にもつながりますが、きれいな空気を取り入れることは
精神の安定にも効果があります。
心・体・魂の安定がアーユルヴェーダのいう「健康」。
なるほど〜と思う事ばかりです。
ネーティーポットは便利ですが、わざわざ買わずとも、「吸飲み」などでも代用できます。
私は貧乏旅行のオーストラリア滞在中、風邪引きたくない一心でお椀で鼻うがいしてました(笑)
写真のポット前にあるのは目薬です。
これについては次回へ。
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