原点に帰るヨガ
生まれた時、私たちは既に愛・知恵に満たされていました。
しかし、成長とともに点数による人間採点がはじまり、その「評価」はさまざまな
形で永遠と続いていきます。いつも何かと比べ、競い、
いつの間にか、自分らしさや、人生の意義を見失ってしまいがちな現代社会。
比べることで自分の存在を確認していくことは、不必要な恐れや不安を生み出します。
重く身に付いてしまった固定概念や相対的な捉え方を
ヨガを通して、手放していくことは本来的な状態の自分に回帰していくこと。
アーサナで「リラックス」が深まると、理性が消えて直感が動きはじめます。
そして、不要な概念を手放せてはじめて、自分の「神聖」さを感じることができる。
それが本来的な瞑想になります。
自分の存在そのものを「神聖なもの」として敬えるようになると
自然と気持ちよく生きてゆける。
西洋志向で生きてしまいがちな現代で、日本の伝統的精神哲学にも繋がる教えと
その実践としてのヨガがあることに感謝です。
0コメント