点と点がつながる世界
私が学んでお伝えしているヨガはシュリカリアシュラムに伝わるものです。
ヨガはアーサナ(ポーズ)だけでなく、背景を知ることでより深い理解が生まれます。
シュリカリには「タントラ」という古代の哲学を大切にしていて、それを理解するには
バガヴァン(私たちのグル)の著書と参考図書としてこんな本を読むといいよっと教えてくれます。
きっとシュリカリのヨガが好きな方は、ヨガはアーサナだけではないということを
感じられていると思うので、今日はまず最初に買った分厚い本をみなさんにもシェアしたいと思います。
オーストラリア出身のアメリカの物理学「フリチョフ・カプラ」の著書『ターニング・ポイント」。
出版は1984年と古いものですが、最初に読んだ時「まるで今の現状を書いてる」と思うほど時代の差を感じさせない内容。うんうんとうなづいて、読み進めました。
ヨガやアーユルヴェーダ、東洋思想は感覚派の方はスッと理解できるけど、
西洋化が浸透している今、大概の方は数値的裏付けがないと「納得」できない。
納得出来ないものは取り入れないのが現代人。
それを物理学の観点から観察しておられるので、きっと納得していただけるのではと思います。
懐かしっと思う方もいれば、見つけた!っと思う方もいるかな。
上は初版の分厚いもの。下は新刊で初版をコンパクトにまとめたもの。
どちらも内容は同じなので、まずはとっつきやすい新刊から読んでみるのも良いかもしれません。
「古代の知恵に物理学が追いついた」と言ってしまうとどっちが先だとかの話になってしまうけど、
先日観たダライ・ラマ14世のドキュメンタリー映画のなかで、猊下も仰っていたこと。
仏教も物理学も同じなんだと。
今日は過ごしやすい気温ですね。
読書や頭の整理が進みます。
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